はじめまして。当サイトでは、橋本病やバセドウ病をはじめとする甲状腺の不調と向き合い、体調管理や食事法についての情報をお届けしています。
「最近、なんとなく疲れが取れない」「太りやすくなった」と感じる方は、甲状腺の影響かもしれません。
皆さまの健康を支える情報を、科学的根拠と実践的なアドバイスを交えて発信していきます。
甲状腺は、私たちの代謝やエネルギー産生を調整する重要な臓器です。首の付け根付近に位置します。甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは体温調節、体重管理、精神の安定などに深く関わっており、そのバランスが崩れると全身の不調につながります。
しかし、甲状腺機能の異常は自覚しにくく、「なんとなくだるい」「疲れが取れない」「太りやすくなった」などの不定愁訴として現れることも。そのため、橋本病やバセドウ病と気づかずに長年過ごしている人も少なくありません。
当サイトは、甲状腺機能低下症(橋本病)や甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の方々に向けた 食事療法、栄養バランス、安全なダイエット法 などの情報を発信することからスタートしました。
例えば、橋本病では基礎代謝が低下しやすく、無理な食事制限は逆効果になることがあります。一方、バセドウ病では代謝が過剰に活発になり、適切な栄養補給が欠かせません。疾患ごとの特徴をふまえた食事の工夫が、体調管理の鍵となります。
甲状腺の異常を放置すると、さまざまな健康リスクが高まります。
甲状腺機能低下により代謝が落ちると、以前と同じ食事でも体重が増えやすくなります。すると、「食べると太る」と思い込み、極端な糖質制限やカロリー制限に走ってしまう人も。しかし、過度な食事制限は筋肉量の低下や栄養不足を招き、さらに代謝を悪化させてしまいます。
甲状腺ホルモンの異常は、寝つきの悪さや途中で目が覚める「中途覚醒」、浅い眠りなどの 睡眠障害 を引き起こすことがあります。特にバセドウ病では交感神経が過剰に働き、寝ても疲れが取れない状態が続くことも。睡眠不足が続くと、日中の集中力低下や気分の落ち込みにつながり、生活の質(QOL)が大きく損なわれます。
甲状腺ホルモンは血糖やコレステロールの代謝にも関与しています。甲状腺機能が低下すると血糖値の異常が起こりやすくなることが報告されています。さらに、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪が増えやすく、動脈硬化や心血管疾患のリスクも高まるため、早めの対策が重要です。
「年齢のせいかも」「ただのストレスかな」と思っている症状が、実は甲状腺の不調によるものかもしれません。気になる不調がある方は、栄養面からのサポートを含めた対策を意識してみてください。
当サイトでは、甲状腺の健康を守るための 食事・栄養・ライフスタイルの情報を発信し、不定愁訴や慢性的な不調を改善するお手伝いをしています。
科学的な根拠を大切にしつつ、実践しやすい形でお届けすることを心がけています。また、個別の栄養カウンセリングも行い、一人ひとりに合った健康管理をサポートしています。
皆さまの健康に少しでも貢献できるよう願っています。