ここのところ季節の変わり目の気温差が大きいせいか、甲状腺栄養カウンセリングへのお問い合わせが増えています。新型コロナウイルスの影響で、テレワークや、お子様のオンライン授業への対応など、ライフスタイルに大きな変化があったりと、何かとストレスを抱えていらっしゃる方も多く、これまで以上に不調が大きく出やすいのかもしれません。
食事療法には興味があるけれど、甲状腺栄養カウンセリングを受けたらどんな効果が期待できるのか?気になる方も多いのではないでしょうか?
バセドウ病や橋本病・甲状腺機能低下症の減量・ダイエットのためのカウンセリングとしてスタート
甲状腺栄養カウンセリングは、「安全な減量・ダイエット」のためのカウンセリングとしてスタートしました。
バセドウ病や橋本病・甲状腺機能低下症の方は体重の増加に悩む方が多くいらっしゃいます。その反対に、痩せていて体力がないということで、相談を受けるケースもあります。
バセドウ病の方は、治療中の体重増加が怖くなり、食事が食べられなくなったというケースも見られます。
体重の増加(あるいは減少)は女性にとってはとても大きな悩みです。太っていて(痩せていて)疲れやすい、関節に負担がかかるといった肉体的な不調にとどまらず、外観の変化を気にして、人と会うのが嫌になる、恋愛に消極的になる等、精神的な悩みも大きくなってしまいます。
無理なダイエットはNG
バセドウ病や橋本病・甲状腺機能低下症の方はご自身でダイエットを実践されてお気づきのように、減量はなかなかうまくいきません。
ダイエットが進まないからと、食事量をどんどん減らしては、体重に変化が現れないどころか、身体は栄養不足の状況になり、気づかないうちに甲状腺以外の病気のリスクを高めてしまいます。
月経のトラブルはその典型例です。月経が来なくなったり、骨粗鬆症のリスクが高くなってしまう方もいらっしゃいます。
ダイエットのカウンセリングから不調改善まで幅広く
そのようなわけで、当初はバセドウ病や橋本病の方が、体質に合わせた「栄養バランスの良い食事を食べながら、安全に減量を進める方法」をアドバイスすることがカウンセリングの目的でした。
フォロワー様からは「橋本病だから減量はできないと諦めていたのにカウンセリングを受けて減量に成功した」といった喜びの声を頂き、大変嬉しく思っています。
それと同時に、体重の悩み以外にも、「これまで抱えていた不調が改善した」というさらなる喜びの声を頂くこともよくあります。
甲状腺栄養カウンセリングとQOL(生活の質)の向上
QOL(生活の質)の向上は、もともと想定内の効果でした。しかし、多くのフォロワー様と接するうちに、バセドウ病や橋本病・甲状腺機能低下症の方にとって、本当に重要であることに気づかされました。
不調で辛い毎日を送っているのと、体調の良い日常生活では、できることが大幅に変わってくるのです。「夢に向かって努力したい」といったモチベーションそのものも、不調があるかないかによって、大きく左右されてしまいます。
不調が改善され、本当に嬉しそうに卒業していかれるフォロワー様のお声を聞いていると、これは大げさな話ではなく、生活の質の向上は、その後の人生を大きく左右させるのだということを痛感しました。
これからはますます、いっときの食事療法で終わらせず、しっかりとフォロワー様の不調に寄り添い、体質改善のために、精一杯アドバイスをさせて頂きたいと願っております。
バセドウ病や橋本病・甲状腺機能低下症の治療を受けているが、不調のことで悩んでいるという方は、ぜひご相談ください。
今後は実際にカウンセリングを受けた方の体質改善例などを織り交ぜながら、ブログ内でご紹介していきたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。